1950-02-18 第7回国会 参議院 人事委員会 第5号
○政府委員(水田三喜男君) 政府がベース改訂をしないという根拠にはいろいろありますが、すでに政府からこれについてのいろいろな見解が出ております通りでありまして、直接的には財政上の理由と、更に最近のいろんな物価情勢、いろんな点、それから人事院からも勧告されております人事院の事由の中にも、そう考えなくてもいいじやないかと思われるような点幾つかを我々認めてありますが、根本的には現政府の経済安定方策という大
○政府委員(水田三喜男君) 政府がベース改訂をしないという根拠にはいろいろありますが、すでに政府からこれについてのいろいろな見解が出ております通りでありまして、直接的には財政上の理由と、更に最近のいろんな物価情勢、いろんな点、それから人事院からも勧告されております人事院の事由の中にも、そう考えなくてもいいじやないかと思われるような点幾つかを我々認めてありますが、根本的には現政府の経済安定方策という大
それが赤字融資の形になつても、それでも構わんということで資金を供給するという、こういう建前でありましたことは概ね御承知の通りでありますが、昨年以来のドツジ・ラインと申しますか、新経済安定方策の下においては、さような頭からの計画割当、統制という方式のみで行き得ない面が非常に多くなりまして、そのためにこの資金需給の面におきましても、計画と言わんよりもむしろデイスインフレ政策の範囲内における資金操作に何と
(拍手)経済の安定には、ただいままでわが党内閣がとつて参りました方法は、古今を通じて誤らない経済安定方策であるのであります。(拍手)これは各国のインフレ收束の歴史をごらんになつてもおわかりになることと思うのでありますが、とにかくここでは、財政演説並びに昨日の三宅議員に対しましての答弁で盡きておると考えております。
予算の編成方針、経済安定方策等において、総司令部の占領政策にきわめて忠実なるところの吉田政府が、事労働政策に関する限り、その方針、その政策に従わないのは、どういうわけでありますか。一昨年、吉田首相が、不用意の中に、労働者に対して不不逞の輩と彼は言つた。
経済の安定化と産業の合理化ということは、実は盾の両面でありまして、産業の合理化は経済の安定方策の後に来るものではなくて、むしろ現在の経済安定方策の一環として行われなければならないと思うのであります。然るに政府のなすところを見まするというと、インフレの收束を図るに急なるのため、産業界は極端なデフレ傾向を現わして参りました。
現在展開されておりまする日本経済安定方策の骨組みは、申すまでもなく四つの柱を中心として構成されているのであります。
第三に、経済安定方策に関する問題につきましては、政府は從來のなしくずし的安定の方策をやめて、一挙安定の方策に切りかえたのはどういう理由か、かかる一挙安定の方策は経済復興五箇年計画に齟齬を來さないか、また政府はあまりにも財政の均衡に重点を置き過ぎて、企業と家計に赤字のしわ寄せをしたのではないか、また安定方策の結果必然的に集中生産に向わざるを得ないし、それは安定恐慌を招來し、中小企業家は破滅するではないかとの
最近のかかる経済情勢を背景といたしまして、経済安定方策の一環として、賃金安定方策を講ずる必要があるのでございまして、実質賃金の充実した機会に、一層賃金の安定化をはからなければならないと考えまするが、政府といたしましては、賃金安定方策は、もとよりまじめに働いてくださる勤労者の方々の納得するものでなければならない、かように考えまして、ただいまでもその研究に着手はいたしておる次第であります。
今むやみにこの状態において賃金安定策を立てるということは、いたずらに経営者のみならず、労働者を混迷に陷らせるものであるという意味において、私は今のところ考えて行くということは考えておりませんが、経済安定方策のうちの最も重要な原則として、できるだけ早くこれが具体化には努力いたしたいと存ずる次第でございまして、川崎君のような非常に勉強された方の御協力も得たいと存ずる次第でございます。
すなわち、わが國従来の鎖國的孤立経済から、本格的に岡際経済に参加せんとする態勢を整えるために、まずさしあたり中間的な経済安定方策をとり、この期間中に家計の一應の安定及び企業面の合理化の促進による経営碁盤の安定、さらにまた財政の実質的均衝の確保、通貨信用の向上等を実現すると言われるのであります。